2000年４月に誕生したバスク。その後、今日までの10年間にわが国の産業経済のあり方は大きく変化しました。
それを象徴するキーワードが、グローバル化とネットワーク化です。中国を初めとするアジアの新興国の台頭に伴い、わが国の産業構造は根底からの変革を迫られ、もはや日本では製造業は成り立たないほどのコスト競争の波にさらされています。
また流通・小売業においても、ネット通販の台頭と商品情報の拡散、価値の多様化により、従来のような仕入れ商品にマージンを乗せただけの商売は崩壊し、新たな付加価値の提供が求められています。

また一方で、ネットワークの発達は情報の集中と意思決定のスピード化をもたらし、経済のグローバル化と相まって、これまでのビジネスのあり方を根底から変えようとしています。
具体的にはネットワークの東京一極集中と、知識と情報による付加価値ビジネスの加速です。人・モノ・カネのすべてが東京を基軸として動く時代にあって、もはや支店経済、地方拠点だけでは企業の存続さえ危ぶまれるような急速なビジネス変革の時代が訪れようとしているといえるでしょう。

バスクは、こうした時代の潮流と変革をいち早くつかみ、これからの時代に生き残るためのコンサルティング＆戦略提案を行ってまいります。
東京から全国への情報発信を強化し、ビジネスの新たな創造力を生み出します。

お取引先のお客様との間で培ってきたネットワーク力、そして広告＆コンテンツ制作でのクリエイティブ力を最大限に活かすことで、企業の潜在力を引き出すマーケティング戦略をご提案いたします。
また、Web サイトが秘める可能性に自らチャレンジしながら、Ｍ＆Ａを含めた業容の拡大を積極的に図っていきたいと考えています。
しかしその場合でも、あくまでも株主の利益と従業員のロイヤリティを極力尊重し、企業価値を高めるような企業買収でありたいと願っています。

今後とも、いっそうのご指導、ご鞭撻をいただきますようお願い申しあげます。

株式会社バスク
代表取締役社長　渡辺信一郎